シンゴログ

シンプルに快適に。好きをいかして自分らしく生きる術を発信するブログ

仕事

50代で9回目の転職。成功させるためにやった5ステップ

投稿日:2025年4月21日 更新日:

こんにちはシンゴです。

わたしは現在50代前半ですが、これまで9回の転職を経験し、ようやく自分が一生続けたいと思える仕事に就くことができました。

「遅っ‼︎」と思われるかもしれませんが、たくさん転職して紆余曲折があったからこそ自分のベストを見つけることができたと思っています。

今回はそんなわたしの経験を振り返り、50代での転職を成功させるポイントをまとめてみました。

  • キャリアのビジョンが浅いまま転職を繰り返し、気づいたら50代になっていたという方
  • もうこれを最後の転(天)職にしたいと思っている50代の方
  • 社会人1年目だけれど「とりあえず転職しよう」「もっと給料のいい仕事に移ろう」と考えている若者

そういった方へ、参考にしてもらえたらうれしく思います。

50代で9回目の転職。成功させるためにやった5ステップ

1.わたしの転職概要

わたしはこれまで9回の転職をしてきました。

  • 1社目→健康器具の販売会社
  • 2社目→福祉用具のレンタル、販売の会社
  • 3社目→同上 ※会社を変えて
  • 4社目→注文住宅の営業
  • 5社目→コインパーキングの営業
  • 6社目→大人用紙おむつの営業
  • 7社目→介護施設でケアマネ
  • 8社目→介護施設で現場職
  • 9社目→介護事業所での運動指導(現在)

学生時代の志望だった医療、福祉に関わる仕事は続いたものが多かったです。やはりこれが軸だったのでしょうね。

また気の合う同僚がいたり、マイペースに働ける環境だった会社も長続きしました。

一方でもともとの志望からズレていたり、組織•集団色が強い会社は長く続かなかった。なかには一日で辞めたところもありました。1社目、4・5社目あたりがそうでした。

もともと集団行動はあまり好きじゃなく、スポーツだと団体競技より個人競技が向いているタイプでした。そういった適性もいま思えばあったのだと思います。

振り返ると目先の給与などに目がいった転職は長続きせず、最初の志望だった福祉業界での仕事に携わる期間が長かった。

30年近いキャリアを経ても、やりたいと思ったことの根本は変わらなかったということだと思います。

2.50代で転職を失敗しないためにやった5ステップ

①自分のやりたいを明確にする

これがいちばん大事な点です。今さらながら徹底的な自己分析です。

でも50歳を過ぎての振り返りは、これまでの職歴という具体的なキャリア、成功例、失敗例を踏まえて考えられるので大きなアドバンテージがあると思います。

そのアドバンテージを活かし、自分が本当に何がやりたいかをよく考えましょう。

この振り返りの部分が浅いと、またしばらくして転職ということになりかねません。

わたしはちょうど50歳の時に4年間勤めた8社目の職場を辞めて9回目の転職をしましたが、次が最後の転職と決めて退職の1年程前から具体的に考え始め、半年以上前から熟考しました。

その結果、

  • キャリアのなかで学生時代の志望であった福祉・介護に関する仕事を選ぶことが多く、やりがいを感じていた
  • 目先の給与面で仕事を選んでも、根底にやりがいを感じられない仕事は続かなかった
  • 今後は福祉、介護というやりがいに、自分の好きな運動、筋トレを加えることで、よりやりたいが増すのではないか
  • 自分のヘルニアの経験値も活かせてより強いやりがいのある仕事になるのではないか
  • 組織には向いてない、上司、同僚も選べない。自営に進むことがベストなのではないか
  • 好き+やりがい+自営を満たせるリハビリ系の介護事業の道に進もう

という結論に至りました。

50歳を過ぎると人生で働ける時間の限りが見えてきます。

これまでの経験を踏まえて、今後一生の仕事にできるかというポイントを軸に熟考に熟考を重ねることをおすすめします。

②転職のスケジュールを決める

やりたいが明確になったら、次はいつまでに転職するか、しっかり決めておくのが大事です。

50代は40代までに比べて転職活動を進めるエネルギー、スタミナが減ってきます。

現状継続の楽さ、転職活動をする面倒臭さにも負けてしまいがちです。

そうなっていつの間にかズルズル時間が過ぎていかないよう、しっかり転職時期のゴールを決めておくことをおすすめします。

わたしの場合はやりたいこと、仕事の方向性を決めた3ヶ月後を転職するタイミングとして活動に本腰をいれ始めました。

ただ、いま思うと3ヶ月はちょっと短かったと感じています。

複数の希望する企業に応募し、休みの日に面接の予定を入れ、面接を踏まえて企業を吟味していく。

そういった転職活動を進めるなかで、3ヶ月だとほとんど休みがつぶれてしまいます。

負担が少なく活動を進めるには最短でも4ヶ月は時間を取ることをおすすめします。

③会社に伝える

自分の本当にやりたいことが明確になり、転職のスケジュールを決めたら早めに会社に伝えましょう。

会社の状況や役職、立場によって違うと思いますが、働き手が足りない今の世の中において会社側も次の人材確保や体制作りにはかなり時間を要します。

就業規則などでの退職の事前通知時期の決まりはありますが、会社に迷惑をかけず、円満な退社につなげるためにも早めに伝えることをおすすめします。

わたしは8社目の介護施設では現場のフロアリーダーをしていましたが、年度末の時期に翌年度の上期末(半年後)での退職の意向を伝えました。

会社側からは次の人財が育つまでなどの理由で時期延長の打診があり、結局翌年度の年末(9ヶ月後)での退職ということになりましたが、ある程度予想はしていたことなので納得の退職予定となりました。

退職通知後も数ヶ月の在籍期間は仕事を続けることになります。そのあいだも気持ちよく仕事ができるよう、早めに退職意向を伝えるようにしましょう。

④職探し開始

退職の予定が決まったら具体的な職探し開始です。

まずは求人サイトや興味を持った企業のHPなどで情報収集を行い、その後具体的に応募をしたり、転職サイトなどに登録していきます。

わたしは本格的に職探しを始めたのは退職日の3~4ヶ月前からでした。

その前までに業界や企業の情報収集をしておき、応募先を絞ったうえで具体的に応募を始めていきました。

  • 3〜4ヶ月前→複数の希望企業に応募
  • 2~3ヶ月前→面接開始
  • 1~2ヶ月前→内定来始める
  • 1ヶ月前→転職先決定

という進捗でした。

3〜4ヶ月だと集中的に活動する形になりますが、期間を長くとって少しずつ行なっていくと複数の内定を得た際に返事を待ってもらう時間も長くなってしまいます。

ですので方向性、希望業界、企業を事前に整理したうえで、短期、集中的な活動をしていくのがわたしは良いのかなと思います。

⑤お尻ははっきり決めておく

いつまでに転職先を決めるのかの時期をはっきり決めておくことも大事です。

特に複数の内定が出た場合は、最後の会社からの返事が出るまで他の会社に返事を待ってもらわなければなりません。

進捗状況によってはその期間が数週間から月単位になってしまうこともあるかもしれません。

そんな場合でも活動の期限を決めておくことで、いつまで返事を待ってほしいと相手先にもはっきり伝えられます。

3.その他おすすめすること

一覧表で進捗を管理

活動の進捗がひと目でわかるよう一覧表にして管理することをおすすめします。

応募先が少なければ不要かもしれませんが、件数が増えてくるとどの会社がどの段階に来ているかが混乱してきます。

わたしも活動の途中からその必要性を感じ、整理するようにしました。

そうしたことで、休日ごとに転職活動を断続的に進めるなかで前回までの状況を思い出すことがしやすくなりました。

また検討している会社の各気に入った点、面接を経て良いと思った点などを記載しておくと、複数社比較する際に順位がつけやすくもなります。

そして転職活動が続き、たくさんの情報がどんどん入ってくるなかでは流されることや気持ちがブレることもでてきます。

そういった時に自分の初心を思い出し、冷静に軸に立ち返る材料にもなります。

転職サイトを有効に活用するためにも自分のやりたいことを明確にしておく

転職サイトを利用する場合、運営会社の担当者によってはこちらの希望から外れている企業を紹介してくる会社もあります。

もちろん仕事をしながらの転職活動を効率的に進めるのにサイトを上手に活用したほうがいいと思いますが、担当者の当たり外れ、相性の合う合わないがあることもすごく実感しました。

そういったことに流されず、軸をブラさないためにも自分のやりたいを明確にしておくことはやはりとても大事です。

わたしは転職サイトに5社登録して情報をもらいながら進めたのですが、各社対応の違いがけっこうありました。

自分の紹介したいと思える企業の情報ばかり送ってくる会社、こちらの希望をちゃんと聞いてるのか疑問に思うような担当者の会社、とにかく大量の情報を乱れ打ちのように送ってくる会社、スカウトがよく来る会社など。

そんな玉石混合の情報が入ってくるなかで、サイト側にはっきり自分の意志、イエス・ノーを伝え、希望した転職を実現できたのは自分のやりたいを明確にしていたからだと感じています。

繰り返しになりますが、自分のやりたいことを明確にしておくこと。最重要です。

別収入源を育てておく

自分のやりたいを最優先させることは、それまでよりも収入減につながる可能性もあります。

お子さんの学費、住宅ローンなど家計の出費が多い世代の方は収入の維持ができないと転職をあきらめざるを得ないこともあると思います。

わたしは転職して2〜3割ほど収入減となりました。

幸い子供は卒業して学費はかかりませんが、住宅ローンは残っているのでそんなに余裕があるとはいえない状況でした(です)。

なのでもっと早くから株式投資やブログなどの副収入源を育てておくべきだったと反省しています。

自分のやりたいを仕事にするためにも収入の源を複数持っておくことをおすすめします。

4.さいごに

50代で9回目の転職。成功させるためにやった5ステップ

  • ①自分のやりたいを明確にする
  • ②転職のスケジュールを決める
  • ③会社に伝える
  • ④職探し開始
  • ⑤お尻ははっきり決めておく

50歳を過ぎても最も大事なことは「自分のやりたいことは何か」だと思います。

そこを軸にした仕事ができれば今後の人生全体が充実したものになると思います。

あとは繰り返しになりますが、40代以前の方には自分のやりたいことを仕事(天職)にするためにもなるべく早い時期に投資、副業(ブログなど)を始めることをおすすめします。

貴重な時間を失われた20年、30年にしないためにも。経験談です(><)

-仕事

執筆者:

関連記事

アラフィフトレーニーが実践。辛い夜勤を楽にする方法

夜勤の仕事。辛いですよね。歳を取るとなおさらその辛さは増します。 この記事では40代後半で介護職デビューしたアラフィフトレーニーのわたしが実践している夜勤対策についてご紹介します。 夜勤に健全に立ち向 …

要領が悪い人にオススメ。介護現場での仕事の覚え方

介護の仕事を始めたけどなかなか仕事が覚えられない。時間内に業務が終わらない。同僚も忙しそうでなかなか聞きづらい。さらに初心者、加えてわたしのように口下手なタイプは特に… 利用者の状況は日々変わるし「な …

シンゴ

30代後半に腰椎ヘルニアで長期入院。

健康のありがたみに気がつき、生活改善と15kgの減量を行いました。

以来、生活トレ、健康的な食事をルーティンとし、アラフィフになった現在も強い身体を維持しています。

お一人好きで面倒くさがりな性格なので、家でマイペースでできる「おうちトレ」でこれからもいい身体づくりに励んでいきたいと思っています。